Category Archive: レストア(修復)のお話
5/8 レストアのお話 before-after
at’s（アッツ）のアンティークダイアリー、ご覧いただきありがとうございます。
昨日は振替休日をいただきありがとうございました。
貴重な休みは休みなりに
自然の中に飛び込んで気分転換をしつつ
夜はゆっくりと写真整理をしていました♪
今までブログでアップしようと思いつつもできていなかった写真をまとめた中で、
今日は写真付きでat’sのレストアについてお話ししようと思います。
中には綺麗とは言えないフォトもも含まれますがどうぞ最後までご覧ください☆
では☆わかりやすくCMやテレビセットでもよくお見かけする
G-planシリーズより~
≪before≫ 買い付け直後のソファーテーブル現状品。 ↓
生活を共にする家具、それなりに年季が入り紫外線で
塗料も焼け濁って色むらもところどころに感じます。
縁の傷も結構な傷が刻まれています。
≪途中経過≫
木製家具、目に見える部分だけでなく
全面研磨し古い塗装を全て削り落とします。
その作業はわずか数ミリ単位の世界。
この作業は素材を見極めて削らなくてはいけません。
研磨しすぎるとシルエットが崩れるだけでなく本体を弱めてしまいます。
床の茶色い部分、土ではなく削った木の細かな粉です。
（着色工程 省略）
仕上がりはこちら。
≪after≫
レースやカーテン越しでも経年当たり続けた紫外線、太陽光線によって
できていた色ムラも無くなり
透明感のある木肌には潤いを感じることができるまでなりました。
at’sではウレタン塗装で仕上げていますので
ご購入後のお手入れが本当に簡単。
水に強く、水によるシミなども起きにくいのです。
「オイルやワックスで・・・」というような
定期的なメンテナンスをする必要はat’sの家具にはありません。
今度はこちら。扉ミックス、引き出し複数のキャビネットも↓
≪before≫
途中経過↓
脚部も丁寧に手作業にて研磨
扉も外して丁寧に研磨。
手に触れる小さなハンドルも綺麗に。
着色工程 省略
≪after≫↓
店内の電球照明の加減で家具がやや赤っぽく見えてしまいますが（すみません）
チーク材ならではの自然な色味に仕上げています。
私たちアッツでは現地で買い付けを行った後、運送、輸入、2国の税関検査を経て
神戸の弊社工場に到着、開梱を行います。
お店に並ぶまでには そこからさらに長い時間をかけて大切にレストアを行います。
≪そんな私たちat’sだからできる事！≫
このように木製家具は一度研磨をして木肌を整えて着色をしていきますので
レストア前の商品でしたら お客様のお好みのカラーで仕上げることができます。
・今使っている家具と色合わせがしたい
・白を基調としたインテリア、シャビーシックなホワイト系の家具がいい
などなど、
特にアーコール、ジープランシリーズの家具は
弊社倉庫内に豊富な在庫がございますので
カラー指定につきましては店頭スタッフまでお気軽に声をおかけくださいね。
さてさて こちらまでお読みいただきましたが
中には
使い込んだ風合いがたまらないといえるアイテムや方々もいらっしゃると思います。
デザインや素材のよいビンテージ家具、アンティーク家具と言っても、
・現代の家具や新築のお住まいなどとの相性を考えたとき、
・さぁ、これから何十年と生活を共にしよう！と思ったとき、
・大切なお金を家具に使うとき
「綺麗だね」「永年現役だね」「娘の嫁入り道具にもなるね」と
お客様の想いと 愛情いっぱいに使っていただけるようなコンディションに整えることを
わたしたちは心がけています。
気持ち良い家具をお届けしたのちに
うっかり付けてしまった新しい傷が
家族の歴史として刻まれていく思い出や幸せを
それぞれに感じていただけますように。
～
本日はヴィンテージ家具についてお話ししましたが
アンティークになればなるほど彫刻が入り込んだり、装飾が付属させてくるので
歴史の深いさらに時間がかかるデコラティブな家具類もまはまた今度☆
どうぞお楽しみに☆
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078-331-3309
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