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ウォールナットとは(ウォルナットとは)
■インテリア用語■
ウォールナットとは
ウォールナット(walnuts wood)
=クルミ(胡桃)の木。
クルミ科クルミ属の落葉高木の総称です。
種子は固くて丸型。中には美味しいクルミの実が実ります。
家具に使われる高級木材として「ウォールナット」または「ウォルナット」と呼ばれています。
木質は重硬で衝撃に強く、強度と粘りがあり、狂いが少なく加工性や着色性も良い
という特性を持っています。
落ち着いた色合いと重厚な木目は現代でも人気の衰えない木材の一つです。
イギリスの家具の歴史の中では、
1660年から1720年までを「ウォールナットの時代」といわれています。
●4種類の材料によって分けられる4つの時期●
【オークの時代(1500年から1660年)約110年】
【ウォールナットの時代(1660年から1720年)約60年】
【マホガニーの時代(1720年から1770年)約50年】
【サテンウッドの時代(1770年から1800年)約30年】
オーク材に比べて木目が細かくて柔らかく、彫刻などの細工に適した材で、
大ぶりな彫刻も滑らかな造形もしやすいウォールナット材。
イギリス、ウォールナット時代には高浮彫り(ハイレリーフ)が主流になりました。
アメリカでも
高級家具やミッドセンチュリー期の家具に採用された木材で
あの高級家具メーカードレクセル社も数年間だけウォールナット材を使用していた時代があるんです。
アメリカ家具市場でのウォールナットにまつわる話はまたのページでご紹介いたしますね。
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