ご覧いただきありがとうございます。
特に今月は挙式を迎えられるお客様が非常に多く
家具選びをされる表情を見ていると
私たちも幸せで胸がいっぱいになってきます。
本当におめでとうございます。
そのなかのおひと組、男性のお客様のお話。
今から約3,4年前に当店at’s(アッツ)にて
ヴィンテージロッカーソファをお買い求めいただいたお客様。
気に入ってほぼ毎日お使いいただいてたということですが
クッションが消耗してきており
「クッション交換と張替をしたい」
とのご連絡、ご来店をいただきました。
mr_m.before1.jpg
【症状】
気に入ってお使いいただいていただけに
シートのウレタンはしぼんでおり
背もたれのファブリックもただれて
ところどころ擦り切れておりました。
ファブリックも色あせしています。
mr_m.before2.jpg
1964年製造のヴィンテージ ロッカーチェア。
今から45年も前に製造された一脚です。
当店at’s のリペア・レストアとは
傷部分のみのワックス仕上げのような「お手軽補修」ではなく
美しい姿を蘇らせ、その艶が持続するよう
自社独自の技術で時間をかけてリペア、レストアをしております。
それに加え
お使い手の丁寧な使い方もあって
木の部分に関しては
状態はとてもよく艶と美しさが活きており
傷もほとんど見られませんでした。
・・・
ということで
本体は修理なし、
クッションの製作とファブリックの張替えのみを
承りました。
張り替えるファブリックをサンプルブックから
選んでいただき・・・



mr_m.after6.jpg
完成しました。
mr_m.after1.jpg
ウッドフレームに固定する前のとシート拡大です。
mr_m.after2.jpg
ボタンバックの背もたれも立体感がよみがえり
ふっくら。
人間にたとえると赤ちゃん肌に生まれ変わったくらいの
感触です。
mr_m.after3.jpg
普段目に見えないクッションを受ける土台の部分も
熟練の1級技能士の手でしっかり、丁寧に施します。
角の始末も抜かりなく。。。

 
mr_m.after4.jpg
この先もずっと心地よくご使用いただけるよう
シート裏も再チェック。
S字スプリングの留めもしっかり固定。
mr_m.after5.jpg
当店at’s(アッツ)の張替ソファ、オーダーメイドソファなどは
すべて椅子張り1級技能士が手がけております。
本体そのものの作りや使用される木材が良ければ
このように手を加えるだけで永年使用することが可能なのです。
花嫁様とのご新居にふさわしく清い姿に変身したソファ、
これから始まる生活の中で
お二人との歴史を
ともに刻んでいけますように。。。
結婚式をお迎えになるM様、
末永くお幸せに!!!
ソファに想いを込め
スタッフ一同より